アメリカ・ミシガン州に住む結婚9年目を迎えたとある夫婦は結婚前に大叔母から
あるメッセージが書かれた条件付きでしか開封できない箱をもらっていました。。
最初の喧嘩をするまで開けてはいけません
ある日、子供が寝た後に2人は大好きなワインを飲みながら仲良く晩酌をしていました。
お酒が進むにつれ、2人は自分たちの結婚時のお祝いに大叔母からもらった「白い箱」のことを思い出します。
その箱には「最初の喧嘩をするまで開けてはいけません」と書かれていました。
2人はこの箱を9年もの間、1度も開けることなくクローゼットの中にしまい、取り出した時にはホコリまみれの状態でした。
ですが、9年間の結婚生活の中で1度も喧嘩をしなかったわけではないようです。
2人が箱を開けなかった理由は、「これを開けることは、結婚生活が修復不可能になったことを意味する」とお互いに思っていたからだそうです。
しかし、9年間という夫婦生活の中で確かな信頼と信用を積み重ねた2人には、そんな恐れはもうありませんでした。
2人は話し合い、箱を開けてみることにしました。
気になるその中身とは、、、
9年越しに開けらた箱の中身とは、、
中に入っていたのは、ワイングラスと花瓶と入浴剤。
そして、キャシーさんとブランドさん、それぞれへ手書きのメッセージに包まれた現金でした。
気になるそれぞれへ当てられたメッセージ
▼ キャッシーさんへのメッセージ
「これでピザとエビ、それか二人の好きな食べ物を買って、お風呂の用意をしなさい」
▼ ブランドンさんへのメッセージ
「これで、花とワインを買いなさい」
「いつも通りに過ごせば、きっと大丈夫」
意味深とも取れるメッセージですね。
メッセージに込められた真の意味
このメッセージについて、キャシーさんはこう語っています。
この箱の中身は本当はどんなものでもよくて、もしも私たちに喧嘩が起きてしまった時、状況を考え直すために与えられたものだったのではないかと思うのです。
‟今、この箱を開けるタイミングなのだろうか?
今の喧嘩は私たちにとって乗り越えられないものなのだろうか?”‟もしも今後、もっとひどい喧嘩をしたとしたら・・・?その時どうしたらいいのだろうか?
一番大きな喧嘩の時にこの箱が無かったら、私たちは手を取り合い立ち直ることができるのだろうか・・・。”この9年間、そんな思いに何度も助けられました。
そして、キャシーさんはこんな言葉で締めくくっています。
お祝いでもらった白い箱は、私たちに最も大切な事を気づかせてくれました。
強い絆で結ばれた幸せな結婚生活の作り方と、それを維持するのは箱の中身ではなく、私たち自身の中にあったのです。
ネットの声
- 先の先を見越してた大叔母さんはさすがや
- 大叔母さんの意図がどういうものだったのかは確かではないけど、夫婦の絆は確かなものになったわけね。
- 大叔母さんの経験に基づいての夫婦の心理を理解できたのかな
- うちにも家を出て暮らす時にもらった箱がある←(確実に引き出物のタオルww)
初めて喧嘩するまで開けてはいけない箱のおかげで、逆に今まで喧嘩や問題が起きても乗り越えてこれたわけですね。
この大叔母さんは、たとえ、心が一時的に離れかけたとしても、どこか心の中では、『仲直りして今まで通りの生活をしていきたい』という二人の心理を巧みに予想していたのかもしれませんね。