認知症になってしまったおじいさん、、最愛の人であるおばあさんのこととも忘れてしまいます。
しかし、そんな中おじいさんはおばあさんに人生で2度目のプロポーズを行うのです
社会問題にもなっている「老人性認知症」。
高齢社会の問題が日々深刻化し、老々介護によるノイローゼからの無理心中などなんともやりきれない事件が増えています。
以前あった実例では
認知症による徘徊によって年配のの男性が電車事故で亡くなり、
老齢の妻が訴訟を起される
などということもあったようです。
重い気持ちになる認知症ですが、超高齢化社会へと突き進んでいる現状で決して人事ではありません。
問題解決への取り組みが追いついていないことは、紛れもない事実ですが、
そんな中、心温まるエピソードを見つけましたので、ご紹介いたします。
あるご夫婦の場合は、おじいちゃんが認知症を発症されました。
どんどん失われていく記憶、それでもご主人を受け入れて優しく接し続けるおばあちゃん。
これはそのお孫さんが目にした、老齢のご夫婦に起きた奇跡のお話です。
万能で自慢の祖父
『おじいちゃんは、有名大学の出身で頭も良く、運動神経も抜群です。
小さい頃はよく勉強やスポーツを教えてもらっていました。(途中省略)
しかし、今は勉強もスポーツも教えてもらう事が出来なくなりました。。』『僕が高校2年の頃、おじいちゃんは痴呆症になってしまいました。
今では僕や母に“初めまして”と挨拶をします。
唯一、おばあちゃんの事はわかっていましたが、
最近は、ついにおばあちゃんの事もわからなくなってしまいました。
それでも、おばあちゃんは毎日笑顔で、懸命におじいちゃんの世話を続けています』(要約)
大好きで自慢だったおじいさんの記憶がどんどん消えていってしまう。
その現実を突きつけられた時のショックは相当なものでしょう。。
しかし、
何よりも1番辛かったのはおじいさんご本人のはず。
自らの記憶がなくなっていく怖さを感じていたおばあさんは、
自分のことを忘れられてもなお、
隣で支え続けたのです。
緊張、、、そして涙のお食事会
「今年の年初め、久々に家族全員でご飯を食べる事になりました。
誰もわからなくなってしまったおじいちゃんは、緊張している様子です。
おばあちゃんは笑顔で、家族みんなを紹介しました。」(要約)
微笑ましくも、どこか切ないですね。
でもそんな中、おばあさんはいつも通り、優しくおじいさんをフォローします。
そして、、
「すると、いきなりおじいちゃんが真剣な顔をして、おばあちゃんに話出しました。」
「あなたは、本当に素晴らしいお方だ。いつも素敵な笑顔で、僕に笑いかけてくる…。
あなたが笑ってくれたら、僕はとても幸せな気持ちになれます。
もし独り身なら、ぼ、僕と結婚してくれませんか?」
なんとおじいさんは家族全員の目の前でおばあさんに人生で2度目のプロポーズをしたのです。
2回目のプロポーズに、おばあちゃんは涙をこぼしながら「はい」と笑顔で答えたそうです。
過去の事を何もかも忘れてしまってもおじいちゃんは、優しいおばあちゃんを純粋に好きになったのですね。
ネット上の反応
- 『心からおばさんのことが好きだったんだろうなぁー』
- 『俺もこんな心から惚れた相手と結婚してーわ』
- 『この場に居合わせたら、涙止まんねぇーよ。』
- 『ドラマみてーな展開だな』
楽しい時、辛い時を長年ともに過ごしてきたパートナーである2人の愛の深さが証明されたエピソードですね。
たとえ、記憶はなくなってしまっても、おじいさんは心から、おばあさんに惚れていたんだとわかりますね。