皆さんは、突然閉鎖され話題となっている「Free Books(フリーブックス)」というサイトを
ご存知でしょうか?
簡単にいうと、漫画を無料で読める違法サイトのことです。
フリーブックスとは??
フリーブックスは、2016年に創設されたにも関わらず
その使いやすさから、ユーザーが急上昇しておりました。
サイト内の説明によると、
「自作の漫画コミック・雑誌・同人誌・小説を自由に投稿し皆で共有&読み放題にで
きるファイル投稿共有サイト 」
と書かれています。
しかし実際は、自作コミックなどをアップロードすることはできません。
アップロードするというページは存在しますが、それはただのフェイクで、
実際にアップロードに成功したという人はいないようです。
無料で漫画や週刊誌が読める
つまり投稿共有サイトというのはただの建前で完全に一方通行、
作品をアップロードしているのは全て運営側なのです。
もちろんこれは違法あたり、本来はやってはいけない行為です。
なんの前触れもナシに突然閉鎖
そして、この「フリーブックス」が、ここ数日で大きな注目を集めています。
なぜなら、突如として閉鎖されたからです。
アクセスすると、そのトップページには
「当サイトは閉鎖致しました。短い間では御座いましたが皆様ありがとうございました。」と短い文章が日本語・英語で掲載されています。
近いうちに閉鎖されるとは思っておりましたが、、
その理由はとしていくつか考えられます。
- 度重なるサーバーへの攻撃
- 注目を集めすぎたためにこれ以上の運営を危惧
- ノウハウが確立されているため、いつでも再開できる?
まず大前提として違法なサイトなだけに、
サーバー自体へ何かしらの攻撃を受けていた可能性も考えられます。
これが原因でサイトが閉鎖されたということも大いに考えられるでしょう。
次に、違法なサイトは過度に注目を集めてしまうと、
様々な人の目に触れることになりますので、逮捕されるリスクが高くなります。
そのため、リスクを回避するために、サイトを閉鎖してしまうでしょう。
その他に考えられる事として名前を変えて同じ手法でいつでも再開が可能だと判断した場合、
サイトを閉鎖し、別の名前で似たようなサイトを作っている可能性も考えられます。
依然としてなくならない違法サイト
海賊版の漫画や、動画コンテンツの違法アップロードに関しては、様々な議論が行われています。
2010年に法律が改正され
個人利用の範囲であっても、違法に配信されたものであることを知りながら、ダウンロードするという行為は違法になりましたが、
実は刑罰は存在していませんでした。
そこで、2012年
有料販売または配信されている音楽や映像に限りますが、
それが違法配信されたものであることを知りながらダウンロードした場合には、
「2年以下の懲役または200万円以下の罰金(またはその両方)」が科される刑罰が制定されました。
しかしながら、今回話題となった「Free Books」に限らず、世界規模でコンテンツ無料化の流れを止めることは非常に難しいのです。
いくら法整備をしたところで、その度に抜け穴を見つけられる法律に抑止力は限界があります。
根元を根絶やしにするか?情報そのものを遮断してしまうか?
大規模な環境整備がない限り、このようないたちごっこは延々と続いていくでしょう。
ネットの反応
- 『俺なんか最近知ったばっかりだったのに。。。』
- 『絶対すぐ閉鎖するとは思っていたが思っていたより早かったな。』
- 『漫画以外に読めるのは画期的だったよなぁ。あ!ユーザーなのバレてしまうww』
いかがでしたでしょうか?
ネットでかなり話題になりましたが、あの規模で運営していたなら何かしらの意図があっての閉鎖な気がします。このまま終わると考えにくですね。。